estoyferiz

毎日に新しい発見と楽しみを

本『伝える力』

池上彰さんの『「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!伝える力』を読みました。

 

 

なんといっても、この本のいいところは薄さです。

持ち歩くにしても、読むにしても手軽で、あっという間に読むことが出来ました。

また、池上さんの文章、とっても読みやすかったです。簡潔な文がスーッと頭に入ってくるので、読書が苦手な私でも読むことが出来ました。

 

「話すの苦手だー」と感じて「話す」ためのコツを学ぼうと読んでみました。

「共感、共感、、、」と思いながら読むことも。

 

例えば、「深く理解していないと、わかりやすく説明できない」

池上さんは、「週刊こどもニュース」の体験をあげていました。

私の場合、子供に教える仕事をしたことがありました。たしかに、自分自身でわかっていないことを、なんとなく、で説明して乗り切ろうとしてもなかなか上手くいきません。子供たちの反応もいまいちで、勉強しなおさなければ、、、と思うことは何度もありました。

 

例えば、「自分のことばかり話さない」

池上さんは、同窓会での体験を例に挙げていました。

私の場合は、自分のことを話すよりも他人の話を聞く方が好きです。

なぜなら、話すことが苦手だから。

それでも、親しい人には、くだらない事でもなんでも思いついただけ話したくなることがあります。

やっぱり、自分の話をしている時は気持ちのいいものです。ただ、聞いている相手は、おそらく聞いてない笑

私も、興味のあることならどれだけでも聞いていたくなりますが、興味がなくなると集中力が切れてきます。しまいには眠くなってきてしまい、聞きたくても頭に入ってこないことも。

それがわかっているので、話す相手と内容は意識しています。

 

確かに、どれもコミュニケーションに必要な技術で、意識することで円滑なコミュニケーションを取ることが出来るだろうな~とは思いました。一方で、どれも一般的な考えであり、他の本にも書かれていそうなことでした。

 

結局は経験を通して学んでいく、その際にポイントを意識していくことが重要なのでしょう。私の場合、根本的に話すときの文章の組み立て方が苦手なので、今回の内容とは違うようでした。

 

しかし、基本的なポイントもクリアしていないのに、コミュニケーション能力をあげたいなどと言うこともできません。基本的なこと、だからこそ出来ていなければいけないし、普段から意識していなければいけなかったと反省しています。

 

もっともっと自分を磨きたい!そんな思いで読ませていただきました。